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水転写式デカールをきれいに貼ろう
昔から特にベテランモデラーの間では使いやすく、初心者の方は難しいといわれるのがデカールです。その使い方からスライドマークとも言われます。特徴として綺麗に貼ると薄いので目立たない、伸びがよいので曲面にもなじみやすいといった事でしょう。
又ベテランの方でも、フィルムの下に細かい気泡が入ってシルバリングという現象が起こりいかにもシールを貼ったように見える作例もよく見られます。
ノリの付いた台紙のうえに印刷しその上にニスを塗り文字等がばらけ無い様にし一つ一つをシール状にしてあります。
水につけることでノリが復活し文字等が動き出すようになり、そのままシールとして使えるという構造です。
道具としてよく切れるデザインナイフや専用のハサミ(タミヤのデカールバサミなど)や綿棒(模型用の先がほぐれないもの)、ピンセット、水入れ等をご用意ください。
他のシール同様貼る所をやわらかい布等で油やホコリをとっておきましょう。
ではスタート
@まず貼りたいマークを台紙からハサミやデザインナイフで切り取ります。(このときテトロンシールと同様ギリギリでカットしておくとより綺麗に仕上がります。)
Aマークをピンセットで取り水に浮かべます。5秒ほどで掬い取り平らな所におきます。
このとき長くつけているとノリが水に流れ、後々マークが剥がれたりシルバリングを起こす原因になります。
注)ぜったい台紙ごと水につけるようなことはおさけ下さい。浮かんだマークがくっつきあったりしてムダになることが多いです。
Bしばらくすると台紙が水を吸ってだんだん色が変わりマークが動くようになってきます。そこでマークを少しずらして台紙からはみ出させ、ピンセット等で貼る所へもって行きます。
C位置決めをした後、マークの台紙からはみ出た所を指で押さえもう一方の手で台紙をスライドさせて抜き取ります。その後綿棒で中心から外側にかけて中の空気を抜くようにして押し出し、マークを定着させます。

Dそして乾燥させたら完成です。 他のマーク同様後でクリアーコートしてマークを保護させてやることをおススメいたします。
アドバイス
たまに古いキットのデカールなどでなかなか台紙から浮かないものはもう少し水に浮かべたりしてください。
ノリが弱いときは浮かべる水に適量、木工ボンドを混ぜたり、GSIクレオスのMr.マークセッターを貼る面にあらかじめ塗った上でマークを貼るようにしてください。
又、曲面等でなじみにくい所があればGSIクレオスのマークソフター、タミヤのマークフィットなどをマークに塗り、しばらく置きマークをやわらかくしてから綿棒でなじませてやってください。とても硬いマークの時は、グッドスマイルレーシング社やモデラーズ、ガイアノーツででている強力なマークソフターをご利用ください。(付けすぎるとマークが解けるので注意)
初めてのメーカー等で綺麗に付くかどうかわからないときは、不要なマーク(端のメーカー名や商品名等のマーク)で一度試してから本番に入るといいかもしれません。
参考完成作品
アオシマ ToHeart2痛車 タミヤ1/48ドイツV号戦車M型 迷彩自体やマーキング全てデカールです
タカラ1/24 マーシイドッグ HGUC1/144 ザクU